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酔古堂剣掃-法部[42]

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原文

從師延名士。鮮垂教之実益。為徒攀高第。少受誨之真心。

書き下し文

師に従ひて名士をくは、教へをるるの実益すくなく、と為りて高第こうだいづるは、かいを受くるの真心しんしん少なし。

現代語訳・抄訳

師に従って名士に会うは、教えを垂れるの実益少なく、弟子となりて試験に及第するを望むは、教えを受けるの真心少なし。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」207/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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語句解説

高第(こうだい)
優等で及第すること。科挙に優秀な成績で及第すること。
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