1. 陸紹珩 >
  2. 酔古堂剣掃 >
  3. 法部 >
  4. 27
  5. 28
  6. 29
  7. 30
  8. 31
  9. 32
  10. 33
  11. 34
  12. 35
  13. 36
  14. 37
  15. 38
  16. 39
  17. 40
  18. 41
  19. 42
  20. 43
  21. 44
  22. 45
  23. 46
  24. 47

酔古堂剣掃-法部[37]

このエントリーをはてなブックマークに追加

原文

遇故舊之交。意気要愈新。處隠微之事。心跡宜愈顕。待衰朽之人。恩禮要愈隆。

書き下し文

故旧の交を遇するには、意気、いよいよ新なるを要す。
隠微の事に処しては、心跡しんせき宜しくいよいよ顕かなるべし。
衰朽すいきゅうの人を待つには、恩禮、いよいよさかんなるを要す。

現代語訳・抄訳

旧友を遇するには、意気を新たにして接すべし。
人に知られざる事を処するには、心を清浄にして為すべし。
衰え朽ちたる人を待つには、往年に接した以上の恩礼を以て接すべし。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」207/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

備考・解説

旧友なれば常に新たにして相通ずるを要し、隠微の事はより一層の恥を要す。
そして、人の落ちぶれたるに遇いて態度を変ずるは士ならず。

<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>


Page Top