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酔古堂剣掃-法部[28]

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原文

無事常如有事時堤防。纔可以彌意外之變。有事常如無事時鎮定。可以消局中之危。

書き下し文

事無くして常に事ある時の如く堤防ていぼうせば、わづかに以て意外の変をすべし。
事ありて常に事無き時の如く鎮定ちんていせば、以て局中きょくちゅうの危を消すべし。

現代語訳・抄訳

事無くして常に事ある時の如くに事を防げば、多少は予想外の事変を補正することが出来るであろう。
事ありて常に事無き時の如くに事を治めば、事局を越える危険を消すことが出来るであろう。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」205/315
関連タグ
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