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酔古堂剣掃-法部[23]

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原文

芳樹不用買。韶光貧可支。

書き下し文

芳樹ほうじゅは買ふを用ひず、韶光しょうこうは貧しきを支ふ可し。

現代語訳・抄訳

花の咲き満ちるは財貨も及ばず、春意の萌え出づるは貧者を救う。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」205/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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語句解説

芳樹(ほうじゅ)
花の咲いている木。芳はかおりを意味する。
韶光(しょうこう)
春の光。のどかな春の日ざし。韶華。韶気。韶景。
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