1. 聖徳太子 >
  2. 十七条憲法 >
  3. 第一条
  4. 第二条
  5. 第三条
  6. 第四条
  7. 第五条
  8. 第六条
  9. 第七条
  10. 第八条
  11. 第九条
  12. 第十条
  13. 第十一条
  14. 第十二条
  15. 第十三条
  16. 第十四条
  17. 第十五条
  18. 第十六条
  19. 第十七条

十七条憲法[第八条]

このエントリーをはてなブックマークに追加

原文

八曰。羣卿百寮。早朝晏退。公事靡盬。終日難盡。是以遅朝。不逮于急。早退必事不盡。

書き下し文

八に曰く、
群卿ぐんけい百僚、早くちょうしておそ退け。
公事こうじむことく、終日にても尽くし難し。
是を以て遅く朝すれば、急なるにおよばず、早く退けば必ず事尽くさず。

現代語訳・抄訳

第八条
諸臣は、早く出仕して遅く退出するを心掛けよ。
官の仕事は日々生じ、一日かけても尽くし難し。
これによって遅く出仕すれば急に間に合わず、早く退出すれば満足に仕事を終えるを得ず。

出典・参考・引用
高島米峰著「十七条憲法略解」11/19,安岡正篤著「人生の大則」211/318
関連タグ
十七条憲法
聖徳太子
古典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

備考・解説

は「おそろか」「もろい」などの読み方をする場合もあるが、ここでは「やむ」(息むの意)とした。

<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>


Page Top