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酔古堂剣掃-法部[18]

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原文

不可乗喜輕諾。不可因醉而生嗔。不可乗快而多事。不可因倦而鮮終。

書き下し文

に乗じて軽諾けいだくすべからず、すいに因りていかりを生ずべからず、かいに乗じて多事なるべからず、けんに因りて終りをすくなくすべからず。

現代語訳・抄訳

心喜びて軽々しく承諾してはならない、心奪われて怒りを発してはならない、心快くして多方に手を出してはならない、心倦みて終わりを全うせざるようではいけない。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」204/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

喜ばされて有頂天となり、自分の信念無くして何でもかんでも承諾する類。
自分に酔い、或いは酔わされれ自己を失い、本能の発するままに怒りを当り散らす類。
一時の成功から調子に乗って多くに手を出し、全てを失う類。
何事においても途中で飽き、結局は何もせざる類。

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