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酔古堂剣掃-法部[12]

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原文

忙處事為。常向閒中先檢點。動時念想。預從静裏密操持。

書き下し文

忙処ぼうしょ事為じいは、常に閒中かんちゅうに向ひて先づ檢點けんてんし、動時どうじの念想は、あらかじめ静裏せいりより密かに操持そうじす。

現代語訳・抄訳

忙しき中に事を処すには、必ず間を得てよくよく吟味し、実行に当たりて節を持するに至るは、必ず平時に秘したる想いに由る。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」203/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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語句解説

操持(そうじ)
操守。手にとってはなさない。心を変えず守るところ。主義や志などを堅く守ること。
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