酔古堂剣掃-法部[9]
原文
少年人要心忙。忙則攝浮氣。老年人要心閒。閒則樂餘年。
書き下し文
少年の人は心の忙しきを要す、忙しければ則ち
老年の人は心の
現代語訳・抄訳
年少なれば心を没頭させるがよい。
没頭させれば浮ついた気持ちを収めて一に定まる。
老年なれば心は閑静なるがよい。
閑静なれば安んじてその生を楽しめるであろう。
- 出典・参考・引用
- 塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」203/315
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