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酔古堂剣掃-法部[4]

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原文

有世法。有世縁。有世情。縁非情則易斷。情非法則易流。

書き下し文

世法あり、世縁せえんあり、世情せじょうあり。
縁は情に非ざれば則ち断ち易く、情は法に非ざれば則ち流れ易し。

現代語訳・抄訳

世には法則というものがあり、因縁というものがあり、人情というものがある。
因縁は人情に非ざれば長くは続かず、人情は法に則らざれば流れ易くして収まらず。

出典・参考・引用
安岡正篤「酔古堂剣掃」164/201,塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」202/315
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古典
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