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孔子

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論語-泰伯[3]

君子しんに篤ければ、則ち民じんに興る。
故旧こきゅうわすれざれば、則ち民うすからず。

現代語訳・抄訳

上に在る者が、その親しむべき所に親しめば、民は感化されて仁愛の心を興し、旧き交わりを大切にすれば、民は感化されて忠厚の心を興す。

出典・参考・引用
久保天随著「漢文叢書第1冊」257-258/600,簡野道明著「論語解義」133-134/358
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備考・解説

前章の「恭にして禮無くんば云々」と同一章としても記されるが、ここでは別章として扱う。

陳櫟ちんれき曰く、
親を親しむは仁なり、上、仁なれば、下、仁に興る。
故旧をわすれざるは厚きなり、上、厚ければ、下、厚きに帰す。
上の行ふ所は、下のならふ所なり、と。

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