1. 朱熹 >
  2. 近思録 >
  3. 存養 >
  4. 1
  5. 2
  6. 3
  7. 4
  8. 5
  9. 6
  10. 7
  11. 8
  12. 9
  13. 10
  14. 11
  15. 12
  16. 13
  17. 14
  18. 15
  19. 16

朱熹

このエントリーをはてなブックマークに追加

近思録-存養[11]

邢和叔けいわしゅくに言ふ、
吾曹われら常に須らく精力を愛養あいようすべし。
精力や足らざれば則ち倦み、事に臨む所、皆な勉強して誠意無し。
賓客にまじはる語言だに尚ほ見るべし、いはんや大事に臨むをや、と。

現代語訳・抄訳

伊川先生が邢和叔けいわしゅくに言った。
何事においても精力を養い育むべし。
精力が少しでも足らざれば則ち倦み、事に臨むも常に強いて勉めるが故に誠意無し。
賓客が来たりて応対するに於いてさえ語言に味無きを覚ゆ。
ましてや大事に臨んで何を為せようか、と。

出典・参考・引用
久保天随著「漢文叢書第10冊」258/556,塚本哲三編「近思録・伝習録」92/478
関連タグ
近思録
朱熹
古典
程伊川
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

備考・解説

注釈に曰く、
与邢和叔に作る。
之に従えば、以下は伊川の語と解すべし。
邢恕、字は和叔、程の門人なり。

<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>


Page Top