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朱熹

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近思録-存養[7]

明道めいどう先生曰く、
若し存養すること能はずんば、只だ是れ説話のみ、と。

現代語訳・抄訳

明道先生が言った。
もし心を養い自反せざれば、ただ口耳こうじの学問にして説話のようなものである、と。

出典・参考・引用
久保天随著「漢文叢書第10冊」256/556,塚本哲三編「近思録・伝習録」91/478
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古典
程明道
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備考・解説

程子遺書。
徒に問弁を事として、存養を加へざれば、口耳の学なり。
注釈に曰く、
聖経賢伝を読み、その道理を知るとも、只だ弁のみを勉めて、存養するの工夫、能はざれば、何程の義を説くとも、只だ是れ説話なり。
何の益あるべき、学ばざると同じ。

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