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朱熹

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近思録-存養[4]

言語を慎みて以て其の徳を養ひ、飲食を節して以て其のたいを養ふ。
事の至近しきんにして、かかる所の至大しだいなる者、言語飲食に過ぎたるは莫し。

現代語訳・抄訳

言語を妄りに為さずしてその徳を養い、飲食を節して以てその身体を養う。
物事においてこれほど身近でこれほど大なるものは、言語飲食に及ぶものはない。

出典・参考・引用
久保天随著「漢文叢書第10冊」253/556,塚本哲三編「近思録・伝習録」90/478
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近思録
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古典
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備考・解説

注釈に曰く、
言語は、内より動いて外に出づる者なり。
必ず出づるところにて謹まざれば、発して悔ゆとも復らぬなり。
飲食は、外より動いて内に入る者なり。
本生を養へども、節にかなはず、その宜しきを失ひ、妄りに入れば、疾を致し生ずるなり。

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