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酔古堂剣掃-醒部[8]

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原文

攻人之悪。毋太厳。要思其堪受。教人以善。毋過高。當原其可從。

書き下し文

人の悪を攻むるには、はなはだ厳なることかれ。
其の受くるに堪へんことを思ふを要す。
人に教ふるに善を以てするは、高きに過ぐることかれ。
当に其の従ふ可きをたづぬべし。

現代語訳・抄訳

人の悪を責めるには、厳しきに過ぎてはならない。
その人の、責めるを受けるに堪える気持ちを察するのだ。
人に善を教えるには、高きに過ぎてはならない。
その人の、従う気持ちが自然にして芽生えるように導くのだ。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」17/315
関連タグ
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