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陸紹珩

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酔古堂剣掃-峭部[91]

名ははなはだ高きをうれひ、才ははなはあらはるるを忌む。
古より然りと為す、今にいて甚しと為す。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」71/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

自然にして化するを大と為す。
名が顕れ、才が顕れるは至徳に非ず。
老子曰く、
深く蔵して虚の如く、容貌は愚の如し、と。
古はこれを是とし、今はその顕れるを好む。
現代に魑魅魍魎の跋扈せし所以なり。

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