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陸紹珩

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酔古堂剣掃-豪部[30]

世事せじ評するに堪へず、かんひらかばしん千古の上に遊ぶ。
塵気じんきまさしりぞくべし。
門を閉じて心萬山の中に在り。

現代語訳・抄訳

世上のことは汲々として評するに堪えない。
書を開かば我が精神は千古の上に遊ぶ。
世俗の汚れたる気を却けるのだ。
門を閉じて己と対し、独を楽しまん。
遂には一となりて、心は万山の中に在るが如く静寂を得ん。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」189/315
関連タグ
酔古堂剣掃
出典
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語句解説

塵気(じんき)
塵氛(じんぷん)。よごれた空気。
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