1. 陸紹珩 >
  2. 酔古堂剣掃 >
  3. 峭部 >
  4. 11
  5. 14
  6. 15
  7. 16
  8. 30
  9. 32
  10. 33
  11. 37
  12. 38
  13. 39
  14. 43
  15. 44
  16. 46
  17. 68
  18. 73
  19. 77
  20. 78
  21. 91
  22. 92
  23. 95

陸紹珩

このエントリーをはてなブックマークに追加

酔古堂剣掃-峭部[39]

無事に有事の時の如く堤防せば、以て意外の変をす可し。
有事に無事の時の如く鎮定ちんていせば、以て局中きょくちゅうの危をす可し。

現代語訳・抄訳

無事に有事の時のように奔走し防ぎ止めんとの心持ちなれば、予想外の事をも収めることが出来るであろう。
有事に無事の時のように心を定めてこれに処せば、如何なる危機をも消し去ることが出来るであろう。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」66/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

備考・解説

彌(弥)は弥縫びほうで補正すること。

語句解説

弥縫(びほう)
補正すること。とりつくろうこと。ほころびのすみずみを縫い繕うこと。彌縫。
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>


Page Top