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陸紹珩

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酔古堂剣掃-峭部[37]

宇宙内の事は、つとめて擔当たんとうするを要す、又た善く擺脱はいだつするを要す、擔当たんとうせざれば、則ち経世の事業なく、擺脱はいだつせざれば、則ち出世の襟期きんきなし。

現代語訳・抄訳

この世の事は、努めて行なわなければならない、また善く脱しきらねばならない。
実行あらざれば世を継ぐだけの事業は為せず、脱しきれねば世に耽溺して超越することは出来ない。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」66/315,安岡正篤著「酔古堂剣掃」141-142/201
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古典
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語句解説

擺脱(はいだつ)
抜け出ること。除き去ること。くだらない打算や煩悩にとらわれないこと。
襟期(きんき)
心に思っていること。胸のうち。襟懐。
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