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酔古堂剣掃-峭部[15]

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原文

竹外窺鶯。樹外窺水。峰外窺雲。難道我有意無意。鳥来窺人。月来窺酒。雪来窺書。却看他有情無情。

書き下し文

竹外にうぐいすを窺ひ、樹外に水を窺ひ、峰外ほうがいに雲を窺ふ、我が有意無意をひ難し。
鳥来たりて人を窺ひ、月来たりて酒を窺ひ、雪来たりて書を窺ふ、却って他の有情無情を看る。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」63/315,安岡正篤著「酔古堂剣掃」89-90/201
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