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熊沢蕃山

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孝経小解-諸侯[3]

諸侯は其の国に君として位高し、高き者はかならず下る勢ひあり。
危地なれども、謙徳けんとくを養ひて賢才に下り、匹夫の言にても善なれば好し、可に当るを用ひ給へば人情事変に応じて、長く貴きを守り給ふなり。
一国の五穀財宝満れども、国人と共にして私欲の用少なければ、民と共に楽しみて溢れず、故に長く富をたもち給ふなり。

出典・参考・引用
中江藤樹訳、熊沢蕃山(伯継)述「孝経」16-17/88
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