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熊沢蕃山

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孝経小解-開宗明義[6]

孝は太虚の神道にして、造化の含徳なり。
人に有りては万善ばんぜん淵泉えんせん、百行の源なり。
故に徳の本なり。

出典・参考・引用
中江藤樹訳、熊沢蕃山(伯継)述「孝経」8/88
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備考・解説

司馬光曰く、
夫れ人の能く物に勝つ所以のものは、其の衆を以てなり。
衆なる所以は、聖人禮を以て之れを養へばなり。
人の情、其の親を愛せざるなし。
愛の厚きは父子に若くはなし。
故に聖人因りて而して之れを利導す。
父に教ふるに慈を以てし、子に教ふるに孝を以てす。
幼長老養、或は其の性を?ぐること日に以て繁息す。
物能く傷くるなし。
然らずんば、民に爪牙羽毛の以て自から?るなし。
其の殄滅てんめつや、必ず物の先きとならん。
故に孝は生民の本なり。

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