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酔古堂剣掃-法部[33]

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原文

禮義廉恥。可以律己。不可以縄人。律己則寡過。縄人則寡合。

書き下し文

禮義廉恥は以て己れを律すべく、以て人をただすべからず。
己を律すれば過ち寡なく、人をただせば合ふこと寡し。

現代語訳・抄訳

礼義廉恥は己を律すべきものであって、人に対して要求すべきものではない。
己を律するときは過ち少なく、人を糾すときは即ち離る。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」206/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

孟子曰く、
善を責むれば即ち離る、離るれば不肖これより大なるは無し、と。
己を律して至らば、遂には人も改まらん。

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