劉安
淮南子-脩務訓[未完.2]
古の民、草を
時に疾病毒傷の害多く、是に於いて神農乃ち始めて五穀の
此の時に当り、一日にして七十毒に遇ふ。
現代語訳・抄訳
遥か古代の民は手当たり次第に草を食らい水を飲み、樹木の果実を採り、螺蚌の肉を食べていたので、病に冒され毒に苦しむことが多かった。
そこで神農は民に農業を教え、土地の用い方を知らしめ、百草をなめて薬草を見分け、人々に毒草との違いを教えた。
神農は百草をなめたことで、一日に七十もの毒に冒されたという。
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